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方針policy

方針

今まで支援の対象とされてこなかった『兄弟姉妹(きょうだい)』に着目し、様々な活動を通して、しょうがいや難病などの困難がある方のごきょうだいがひとりで悩むことなく、自分の幸せや存在価値を大切にしながら、きょうだい関係を良好に保てるようにすることが、滋賀県きょうだい会の方針です。


目標

目標イメージ

上記方針を叶えるために、様々な活動(詳細は活動内容参照)を通して、この目標を達成したいと考えています。

(1)きょうだいの孤立・疎外(感)を緩和したり予防したりするように努めます。

(2)きょうだい理解を高め合ったり改め合ったりすることで、誤解の溝(=今まで正しく理解できてなかったことで生じた、きょうだい同士の感情のこじれ)を解消し、本来のきょうだい関係を取り戻したり、これ以上の悪化とならないような一助となるように努めます。

(3)家族としての立場から一時的に離れる場を提供することで、きょうだいとしてではなく一個人としての楽しみを持ち、自分自身の人生も大切にすることができるように努めます。

(4)原則『遠慮は損りょ』という精神にのっとり、会員様を通じて、皆様の思いの詰まった会にしていきたいという考えから、ご要望・ご意見を積極的に取り入れ、皆様にフィードバックしていけるように努めます。
【注意】例外として、語り合いの会では、参加者の発言をどんな内容であれ否定しない法則などを用いますので、そのような場では言動にご注意くださいますようお願い申し上げます。理由:同じきょうだいという立場であれ、置かれている状況は様々です。現在の立ち位置(回復度合い)や環境の違いによっては様々な思いが予想されます。そのため、「自分もそうであるように、みんないろんな思いがあるのだなぁ」というスタンスで皆様の思いを聴くように、ご協力お願いいたします。

将来的に…

まだまだ先の目標ではありますが、少しずつ整備していきたいと考えていることです。

(1)国際支援

私たちと同じ立場のごきょうだいであり、且つ、外国人の方々が、滋賀県で暮らしていて不便のないようにと考え、そういった方々にも情報提供を行っていけるように、今後、この公式ホームページや広報誌などの英語版も作成していければと考えています。

(2)災害支援

しょうがいや難病を抱えている当事者にとって、災害に遭うということは常に予想外のリスクと隣り合わせです。避難の時の悩み。避難後の医療や服薬についての悩み。災害が起こった時の救助・救済についての悩み。いろんなことがあるかと思います。そして、その当事者の心配は、ごきょうだいも同じように心配していることではないでしょうか。実際、災害が起こった後というのは、様々な情報が飛び交い、混乱状態になります。そこから情報が整備され、実際に事が動いていくまでには、かなりの時間を要します。そういった多岐に渡る問題を少しでも解決できないだろうか、負担を軽減できないだろうかと考え、災害支援に必要な情報の取りまとめと情報共有、また、しょうがいや難病があるからこそ必要な工夫やグッズなどを皆様と考え、少しでもリスクを回避するための手助けとなればいいなと考えています。
また、災害時といった特別な事情の場合にのみ、会員の情報を行政に提供し、一刻も早い救出や支援を受けれるようにするなどの、行政とタイアップした支援を行えることが将来的な目標でもあります。



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ここでは、どういう考えで会が運営されるのかを示しています。

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